「地球を考える会」 設立趣旨


   持続可能な社会を維持するための地球環境保全と、そのためのCO2削減は、世界的な緊急性を持つ課題となっています。ポスト京都議定書の今後の方向性が議論の焦点ともなる“洞爺湖サミット”では、日本はリーダーシップを取ることが期待されています。

   今回の「地球を考える会」は、日本が果たすべき役割は科学技術の有効利用にあるとの立場から、広く有識者の英知を集め、省エネルギー、再生可能エネルギーなど技術面での貢献などについての世界的普及を検討・討議したいと思います。最終的には、この面における日本の役割を「提言」していくことを目的としたいと考えております。

   とくにCO2削減の切り札として、世界的に関心の高い原子力発電は、石油など化石燃料の高騰時代を迎えて、地球温暖化防止にも効果あるものとして、世界的に“原子力ルネッサンス”の時代になりつつあります。

   しかしわが国では、先の中越沖地震を機に原子力発電に対する世論は、厳しさを増しています。このままでは日本の原子力発電は、世界の潮流から取り残される可能性も否定できません。このため環境問題、原子力問題の権威と民間の有識者の英知で、地球の将来と環境の面から原子力発電についても徹底討議し、あらためて資源小国“日本”にとって今後の原子力発電のありかたも「提言」に含めていきたいと考えております。

   討議過程は動画収録し、インターネットで放映、「提言」は洞爺湖サミット開催前の2008年6月をメドにまとめたいと考えております。その内容は、市民への啓蒙を目指し各地でのシンポジウムの開催、ネット上で常時閲覧可能とし、さらにマスコミを通じてのアッピールなどで国民的な合意形成に役立てることを検討したいと思います。また新エネルギー開発、原子力発電の現状などについて海外取材番組も制作していきたいと思います。
(NPO ネットジャーナリスト協会 会長:有馬 朗人 理事長:岡村 正)